すみません、よく探したら、ヨドバシカメラで大量に売ってました。
むしろ「ki-gu-mi」より大量に置いてあるんじゃないか、という店舗もあるくらいで。
しかも\1,000円を下回る価格帯が多く、財布にも優しいですね。
……しかし難易度まで優しかったかというと、そんなことはなかったのです。
そんなこんなで、本日は「ki-gu-mi」姉妹シリーズ「si-gu-mi」のレビューとなります。
「si-gu-mi 柴犬」 概要
「si-gu-mi 柴犬」のレビューを3行で
- ki-gu-miのデータを流用した「紙のプラモデル」である
- カラーになり、より可愛さがアップした
- ki-gu-miよりちょっとだけ難しい
「si-gu-mi 柴犬」のお値段・難易度など
- 価格はヨドバシカメラで2018年10月時点で980円
- 難易度2
- 制作時間は30分くらい。ki-gu-miを組んでいないと+15分くらいかかるかも。
これを書いている筆者
「si-gu-mi 柴犬」の3つのよいところ
手軽で道具もあまり必要ではなく、組みやすい
最初に言っておかなければいけないのは、「si-gu-mi」シリーズはプラモデルの系譜であり、いわゆる普通の「ペーパークラフト」ではないという点です。
※広い意味ではペーパークラフトの仲間ですが、作る時の作法がかなり異なります。この違いは記事がたまってきたら「si-gu-miの特徴」みたいなまとめでも作る予定
パーツをランナーから切り離し、組み合わせる。
この繰り返しだけで制作できます。
接着、乾燥、いずれも不要。スペースも、一般的な勉強机やコタツ程度の広さがあればOKです。
特にこの「si-gu-mi 柴犬」は、難易度2というかなりの初心者向け製品。
慣れた人でなくても、すぐに作ることができます。
カラーになってさらにパワーアップしたディテール
前回の記事でお伝えした姉妹製品、「ki-gu-mi 柴犬」のデザイン・パーツ構成を流用して作られた製品ですので、その可愛さも健在。
しかも、この「si-gu-mi 柴犬」は、「si-gu-mi+」という、カラー印刷されたバージョンの製品であるため、カラーの柴犬を拝むことができます。
プラモデルと異なり、カラー印刷は紙の最も得意とするポイントであり、口と舌の部分の塗り分けも、当然ですが完璧。
前回も取り上げた尻尾の左巻き/右巻きが選べる部分も、ちょっとした工夫次第で問題なく再現可能です。
飾る場所の心配不要な超省スペース・超軽量な紙の置物
左が今回の「si-gu-mi 柴犬」。右が前回作った「ki-gu-mi 柴犬」です。幅・高さ・奥行すべてが「ki-gu-mi」バージョンの半分くらいです。
「ki-gu-mi」でも非常にコンパクトでしたが、「si-gu-mi」はさらに小さいです。
ここまでくると、ガチャポンのフィギュアくらい大きさなので、ちょっとしたスペースに何種類か並べて置くこともできるでしょう。
沼にはまって大量に作った場合でも安心ですね!
軽いので、落として折れるようなこともほぼありません。
「si-gu-mi 柴犬」の制作における注意点
「ki-gu-mi 柴犬」よりも小さくなった分、制作難易度は上がったと思っていただいてよいです。
細長いパーツである、四肢のベースパーツは特に注意が必要で、油断すると作っている最中に自分の力が入りすぎて折ってしまう可能性があります。
(私も左前脚は結構危なかったです)
※実は手前の足は実はパーツが折れていたりします
やはり、ピンセットは必要です。
また、やってしまった時の復帰&固定用に、ペーパークラフト用のボンドはあった方が良いかと思います。
まとめ
「si-gu-mi 柴犬」は、ペーパークラフトが苦手な人でも楽しめる、「初心者向け紙のプラモデル」と言える製品です。
小さく、素材が紙になるため、ki-gu-miよりもちょっと難しい製品が多いのですが、カラーである点、コンパクトである点、リーズナブルである点など、大人が短めの趣味の工作として作る分にはもってこいの製品です。
ご興味のある方は、お近くのヨドバシカメラへ!
※ビックカメラやヤマダ電機などでは売ってません。Amazonにも取り扱いがありません……
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