ご自宅に古いパソコン、眠ってませんか?
本記事は古く、使われなくなったご自宅のパソコンを再利用して、写真や動画を共有する「ファイルサーバー」として活用することを目指します。
- 対象:WindowsXPパソコンをまだ持っていて、再利用できないか考えている方
- 内容:古いWindowsXPパソコンを再利用して、サーバー化する
- 難度:DVDを焼ければ後は簡単
- 費用:0円
Index:使わなくなるWindowsXP PCを再利用して0円サーバーを作ってみる
- 0.イントロダクション←今ここ
- 1.CentOSインストール
- 2.CentOSをGUIで設定しよう
- 3.Sambaインストール
- 4.Samba(等々)をGUIで設定しよう(予定)
- 5.PCからアクセスしよう(予定)
- 6.スマートフォンからアクセスしよう(予定)
WindowsXPパソコン、まだ使ってませんか?
様々なニュースでも言われていることですが、今年2014年の4月9日で、「Windows XP」(と、Office2003)のサポートが打ち切られます。
サポートが打ち切られた後の状況についてはMicrosoftの特設サイトをご覧頂くのが最も早いのですが、パソコンを人間の体に例えると、予防接種ができない状態になります。そうなると、病気(コンピューターウイルス)にかかりやすくなったり、病気にかかった後のワクチンの投与ができなくなったりします。つまり、みなさんのXPパソコンが2014年4月10日以降、コンピュータウイルスなどの「外部からの攻撃」に対してどんどん弱くなってしまう、ということなんですね。
WindowsXPパソコン、眠らせてませんか?
もちろんそういった情報を既にご存知であれば、Windows7なりWindows8、及び最新(2014年1月時点)のWindows8.1のパソコンなどに買い替えをされていらっしゃると思います。
さて、古いWindowsXPのパソコンはどうされましたでしょうか?
新しいパソコンを買う時に下取りできたのなら、別段問題はありません。
下取りで引き取ってもらわなかったとしても、2003年10月からPCリサイクル法が施行されていますので、それ以降発売のPCならメーカーが回収してくれます。
中古屋などがあれば、古いPCの中に入っている情報をしっかり消去してから買い取ってもらうというのも悪くはありません。
自作PCユーザーなら、恐らく自分でWindowsのバージョンを新しくしていることでしょう。
でも、買い換えたままずっと放置していたり、独立したご子息・ご息女(ご兄弟・ご姉妹)が家に置いていったりで、動いていないPCをお持ちのご家庭も結構あるのではないでしょうか。
本記事は、そんな「眠らせているWindowsXP PC」をリサイクルし、便利に使い倒す静かに第二の人生(PC生?)を過ごさせてあげるためのものです。
古いパソコンを再利用して作る「0円サーバー」を利用し、パソコンやスマートフォン、タブレットで写真や動画を共有する
本記事からの一連の流れは、下記の3条件を満たしつつ極力簡単な方法(できるだけCUIを使わず、GUIで設定する)で作成することを目標とします。
- 古いPCを活用して「ファイルサーバー」を作成する
- そのファイルサーバーは、写真や動画をPC、スマートフォンで共有できるようにする
- 対象とするPCはWindows、スマートフォンはiPhoneとAndroidとする(Windows Phoneは今は対象外)
さすがに長くなりますため、2~3回の記事に分けたいと思っています。
なお、記事内では、例として手元にあったWindows機「NEC Lavie M LM500/2D」で作業を進めます。
では、次回以降の記事で、作業前の注意事項、そして実際の作業手順を書いていきたいと思います。
Index:使わなくなるWindowsXP PCを再利用して0円サーバーを作ってみる
- 0.イントロダクション←今ここ
- 1.CentOSインストール
- 2.CentOSをGUIで設定しよう
- 3.Sambaインストール
- 4.Samba(等々)をGUIで設定しよう(予定)
- 5.PCからアクセスしよう(予定)
- 6.スマートフォンからアクセスしよう(予定)
コメント
出版を視野にいれとるな。コレ。ebookなのか?ebookなのか?
時期的にちょうど良かったのと、自分でも研究中のため、こんな企画になりました。完全に初心者向け特化のため、ebookはあまり考えてなかったですねえ。1記事1記事のボリューム勝負で行こうと思います。
[…] 0.イントロダクション […]
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