お久しぶりです。Linuxの続きはどこへ行ったと怒鳴られそうですが(鋭意製作中です!)、noowiです。
近年、激辛カップラーメンが非常に増えてきています。特に最近は、ペヤングのカップ焼きそばなど有名ブランドでも「激辛」を取り上げてきており、今非常に熱いジャンルになっています。
実は私、激辛ラーメンと呼ばれるものが物凄く好きでして、数日前に日清食品から出た「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」を思わず買ってしまったので、ここは一つレビューと行きたいと思います。
どのくらい好きかというと、今回のレビュー対象である「北極ラーメン」よりもちょっと辛めのつけ麺を好んで汁完(スープまで全て食べ尽くすこと)する程度の中級者です。
「蒙古タンメン中本」とは
蒙古タンメン中本(もうこタンメンなかもと)とは東京都板橋区に本店を構えるラーメンチェーン店である。
肉や野菜をスープで煮込みタレを加える「タンメン」を提供している。
(中略)
特徴は一味唐辛子を大量に加えた激辛スープと太い麺、および他店にはあまり見られないメニュー名にある。
(Via Wikipedia)
ということで、激辛ラーメン好き御用達のラーメンチェーン店、それが「蒙古タンメン中本」です。
「北極ラーメン」とは
熱々の激辛スープ、辛さを極めた味噌ラーメンです。初めての方はご注意ください。
(Via 蒙古タンメン中本 公式ホームページ)
この「中本」では、「辛さ度」という、メニューの辛さを示す尺度がメニューに記載されています。
普通のラーメン屋で出てくる「辛いラーメン」系のメニューは、この辛さ度で言うとほとんどの店は1。辛さが段階的に分かれている店でも1~3くらいの辛さの店が多いです。(もちろん、それ以上の店もありますが)
暖簾分けされている中本の店ごとに結構違うのですが、この「北極」の場合辛さ度はほぼ一律「9」。最大で10ですが、レギュラーメニューではつけ麺である「冷やし味噌ラーメン」及び派生メニューが該当のみなので、温かい一般的な「ラーメン」の中では通常最も辛いと言えます。
※ちなみに、ここの上級者たちは最辛の「冷やし味噌ラーメン」を、「2倍」「3倍」「5倍」といったドラゴンボールの界王拳のような倍率で頼んでいきます。(筆者が聞いた話では10倍まで確認済み)
辛さ度を制覇した程度の筆者はまだまだ中級者なのです。SNSなどを見る限り、彼ら中本上級者たちは日々凄まじい修行をしていることは疑いありません。
さて、北極ラーメンの特徴ですが、「辛さ」を全面に押し出したメニューであるということです。具はモヤシ、豚肉、そしてスライスニンニクと非常にシンプル。
これは激辛スープを麺に絡めて食べる割合が非常に高いことを意味します。箸休めにもなるモヤシは、店側の唯一の良心に他なりません。
普通の人がこれを食べようとすると、一口目で恐らくノドが焼けます。涙目になります。30分くらい喋ることも億劫になるくらい、口が灼けます。
食物というよりは劇物ですね。基本的には激辛大好きな人がさらに修行を積んで食べるようなメニューだと思ってください。
さて、そんな「北極ラーメン」をカップ麺にしてしまった今回の製品、前々から激辛仲間には欲しい欲しいと言ってはいたものの、まさか本当に出すとは私も思いませんでした。
カップ麺の「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」を作ってみる
さて、それでは「蒙古タンメン中本 北極ラーメン(以下、北極カップ麺)」レビューです。中本のカップ麺は、以前から非常に評価の高い日清「蒙古タンメン中本(以下、中本カップ麺)」がありますので、比較していきます。
まず、カップの大きさですが、通常の中本カップ麺に比べて北極カップ麺のほうが一回り小さいです。
激辛過ぎて食べきれない人のための配慮として必要な措置でしょう。
次に上から見てみました。激辛液体スパイスが付属している他、注意事項がかなり目立つように書いてあります。
『※注意事項 辛味成分のカプサイシンは刺激が強いので、小さなお子様や、辛味が苦手な方の飲食には十分ご注意ください。』
と書いてありますね。
中を開けると茶色の粉末の上に具が乗っています。
白い長いものはモヤシを乾燥させたものでしょう。
ネギの姿と、恐らく乾燥させた豚肉らしきものも見えます。
茶色い粉末はスープですね。
お湯を入れてから5分待ちます。これは中本カップ麺も北極カップ麺も一緒です。
5分経過後。蓋を開けた瞬間にちょっと目に来ます。
そして、この激辛スパイスを入れて・・・・・・
完成!!
カップ麺「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」のお味は?
さて、肝心の味ですが……
辛さという点で言えば、かなりの辛さです。恐らく、普通の人が油断して食べると食後に悪い影響を残すレベル。中本カップ麺に比べても、本家中本の辛さ度で言えば確実に2~3は上でしょう。
旨味という点についても、非常に評価の高かった中本カップ麺の味を踏襲、味噌の旨味を感じられる隙のない仕上がりになっています。
しかし、恐らくその旨味を感じられるのは上記の激辛を耐え抜ける人のみで、恐らく普通の人に対しては「辛い」が先行してしまう可能性が高そうです。
また、本家中本の「北極ラーメン」に対する再現度はどのくらいかというと、別物と考えるべきでしょう。
ただしそれは製品開発の腕が悪いという訳ではなく、恐らく市場に出す製品として普通の人が辛うじて食べられる限界を見極めた末の「アレンジ」と言うべき作業を積み重ねた上のものです。
辛さという点では本家の北極ラーメンには及びません。しかし、本家ほどの辛さがないため、逆に中本カップ麺の持つ「旨味」をより堪能できるのもポイントです。具についてはかなり寂しいのでちょっと個人的にはマイナスですが、純粋に辛旨スープで勝負するという本家北極ラーメンのコンセプトを踏襲したものと考えれば納得はできます。
現状のこの製品は「中本カップ麺で満足できない人専用カップ麺」としてコアな人気を集める可能性は高いです。中本カップ麺ファンからすると具を除き純粋進化(辛化?)版となりますので、結構売れそうです。
また、具が少ないので逆にトッピング追加の自由度が高いため、アレンジメントのベースとしても結構面白いのではないでしょうか。
個人的には中本の店舗限定メニュー「北極やさい」や「北極の炎」をイメージした野菜炒めの追加や、缶詰などによるコーンの追加はオススメできそうです。
逆に、新宿の中本などでトッピングできるチャーシューは、製品をちゃんと見極めないと合わないものが多そうかなと思います。
中本カップ麺よりもさらに人を選ぶ製品のため、中本カップ麺の人気を上回ることができるかどうかはちょっと微妙なところなのですが、いずれにせよ私の夜食のメニューが増えたのは非常に嬉しいことです。ますます運動しないと体重がヤバいことに
コメント
[…] 今回もコーヒーや紅茶片手に、のんびり作業を行って下さい。カップ麺でもいいですよ? […]