今日で2015年も最後ですね。ぬーいーです。
さて、事件です。
私の革靴が、カビだらけになりました
この靴、10月下旬に靴底が剥がれてきて、修理屋に直してもらったのですが、その際に雨だったのでビニール袋に入れてもらったんですよね。
家に帰ったらその場で靴箱に入れておけばよかったのですが、なんとそのままビニール袋ごと放置してしまったことがこの惨状の原因です。
会社帰りのウォーキング向けに、履きつぶす前提で買った靴なのでまあこのまま捨ててもよかったのですが、しかしサイズ的にもかなり気に入っている靴であり、考えてみたら修理してもらってから一度も履いておらずなんとももったいない。
そんなわけで、カビを除去するために今回は、これを用意しました。
消毒用エタノールです。
何故消毒用のエタノールで革靴のカビを落とすのか?
よく言われることですが、カビは水分が大好き。考えてみれば、今回私の革靴は水気を取らずにビニール袋に入れていたからこそカビてしまったわけで。
そうなると、水拭きという選択肢はそもそもありません。
エタノールを使うのは、消毒と乾燥という2つの効果を狙ってのことです。エタノールはアルコールなので、カビが生きるための水分を奪う上にカビ菌に対する殺菌作用を持ちます。
今回のようなケースについては、うってつけということですね。また、無水エタノールというより純度の高いエタノールも売っているのですが、揮発性が高すぎて殺菌に向かないらしく、今回は消毒用エタノールを使っています。
靴用のカビ取り剤を使わなかった理由は、エタノールなら他にも使いまわしが効きそうだからですね。
消毒用のエタノールを使った革靴のカビの落とし方とは
化粧用のコットンパフに消毒用エタノールを吹きかけ、カビの生えた革靴を丁寧に拭いていくだけです。
わざわざコットンパフにかけるのは、消毒用エタノールが強すぎて革靴が色落ちすることを危惧していたからです。
男性の私にとってはコットンパフを探しに化粧品コーナーを漁るのはちょっと恥ずかしかったですが、ちょっと探せばすぐ見つかりました。
(どうしても恥ずかしいという人は通販でも入手可能です)
消毒用エタノールのパワーを実感
消毒用エタノール、すごいですね。
ちょっとこするだけでゴシゴシカビが取れていきます。
前後を比較するとこんな感じです。
途中からこれだけ色が変わるのが楽しくなってしまって、ついつい磨きこんでしまいました。
消毒用エタノールでカビた革靴を磨いた結果
現在は天日干しでさらに殺菌・乾燥を図っています。
そろそろクリームを使って磨いてあげて、年明けからまた頑張ってもらう予定です。
カビてしまったからといっても慌てる必要はありません。
本当はやはりプロのところに持っていくべきなのでしょうが、これはこれでなかなか使えそうです。
カビは殺菌。例えば畳や壁など、ほかの場所ではほかの手段もあるかもしれませんが、エタノールという手段は知っておいてもいいのではないでしょうか。
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