「SambaDroid」で古いAndroidケータイをファイルサーバーにしてみた

PC

懲りずにファイルサーバー企画です。

実は一昨年~昨年で展開していたファイルサーバー企画なのですが、どうにもSAMBAの設定がうまくいかないままでして、もう少しお待ちください。

さて、今回ファイルサーバーにするのはPCではなく、古いAndroidケータイ。
実は、「SambaDroid」というアプリがすごく簡単でした。

今回アイキャッチ絵に出ている機種は「HTL-22」という台湾HTC社の機種。
私が現在メインで使っているのが「HTV-31」という機種で、その2世代前にあたります。
電池が全く持たなくなってしまい、泣く泣くお蔵入りする昨年末まではそれこそ最前線で私と一緒に活動してきた機種なのですが、このまま眠らせるのも惜しいと思い、今回第二のAndroid生を生きてもらうことにしました。

SambaDroidとは

さて、今回使う「SambaDroid」ですが、詳細はこちら。

Google play SambaDroid
SambaDroid
制作: Berserker
評価: 4.1 / 5段階中
価格: 無料 (2016/1/24 時点)

ダウンロードposted by: AndroidHTML v3.1

簡単に言うと、最短でアプリを起動するだけでAndroidケータイがファイルサーバーになってしまうアプリです。

SambaDroidの便利な点

・とにかく簡単(条件付き)

・導入が早い

上記2点が特に大きなメリットです。

SambaDroidの問題点

・要root

・細かい設定はPro版購入必須

日本のメーカーのAndroidですと、とにかくrootの敷居が高いです。
Xperiaなんかだと結構root化ツールあるんですけどね。
半面nexus系など海外モデルはだいたいroot化ツールがありますので、そちらでrootを取得してください。

SambaDroidの導入

1.まずはSambaDroidをダウンロード、インストール

上記リンクからGoogle Playにジャンプできますので、そちらからどうぞ。

2.SambaDroidを開く。

チュートリアル的にいくつかタップする場所を紹介されますが、あまり気にせずOK。

もし共有に使いたいWindowsPCのワークグループが「WORKGROUP」だったら、たぶんそのままつながるのでWindows側の作業。
そうでなければ、次にやらなければならないことは「STOP」を押すこと。

その上で、左上のメニューから「Option」を選択しましょう。

3.SambaDroidのワークグループ設定

Optionメニューの中に「WorkGroup」という設定があります。これがWindowsPCとデータを共有するために必要な「ワークグループ」の設定です。

SambaDroidをPCに合わせるか、WindowsPCの設定をSambaDroidに合わせるかは環境次第。
なお、Windows側のワークグループ名がわからない場合、Windows側を変更したい場合は以下を読むとわかりやすいと思います。

ちなみに、ファイルサーバー名はオプションから「netbios name」を選択すると変更できます。

 

SambaDroidで作成したファイルサーバーへのWindowsからのアクセス方法

1.「ネットワーク」の画面を開き、SambaDroidを探す

Windows10の場合は「Ctrl + E」でエクスプローラーを呼び出し、画面左のサイドメニューから下のほうに「ネットワーク」があるのでこちらを選択。

最近のWindowsであれば、エクスプローラーさえ呼び出せば恐らく「ネットワーク」があると思います。

ネットワークの画面の「コンピューター」の場所に、設定したファイルサーバー(写真はデフォルトの「SambaDroid」)が表示されます。

ここを開きましょう。

 

2.「SambaDroid」の中のフォルダを選択

ここの選択は実は機種と設定によります。

HTL22の場合は「sdcard」がデフォルトのようです。

 

 

 

 

3.SambaDroidで作ったファイルサーバーの中が見えればOK

6_sdcardこんな感じ。

rootさえ取れていれば本当に5分程度でファイルサーバーが作れます。
実はラズパイ使ってファイルサーバー作る計画もあったのですが、これだけ手軽だったらもうこれでいいかもしれません。

SambaDroid、もしrootを取っているAndroidケータイが余っていたら、試してみてはいかがでしょうか?

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