メイン利用しているMacbook proを持ち歩くのがつらくなってきた29Rfです。
昨年11月ぐらいから値段が急激に安くなったPORTABOOK(ポーターブック)を購入してみました。
出先やちょっとした隙間時間に簡単な文章を打つぐらいできれば便利だな~とおもいつつ、なかなか、これはという商品に出会えていなかったなか、昨年の販売開始時点では9万円前後していた、ポーターブックが2万円程度まで劇的に値下がりしていたので、ものは試しと購入しました。
過去には、「Macbook air」「ipadと外付けキーボード」「kindle fireHD」などいくつか導入してみましたが、結局マシンパワーや重さの問題で常時持ち運ばないようになりました。さて、今回はどうなるでしょうか。
それでは、各部分について簡単なレビューをお送りいたします。
※PORTABOOK(ポーターブック)とはポメラで有名なKING JIMが作成したポメラっぽいwin10パソコンです。
※この文章はPORTABOOK(ポーターブック)で書いております。
基本機能
大きさは204mm×153mm 重さ830gとA5の手帳程度の大きさ。特筆するほど軽いわけではありませんが、持ち運ぶのには苦にならない大きさと重さです。
主記憶装置は、駆動部のないeMMCストレージ。
eMMCストレージはSSDとは接続の方式が違うため転送速度が遅い傾向にあるようですが、HDのような可動部がないことから静かで、読み込み速度は速いようです。転送速度と読み込み速度の関係からざっくりまとめるとSSD>eMMC>HDD でしょうか。
“OS Windows 10 Home 64 ビット※1
CPU CPU名 Intel Atom x7-Z8700プロセッサー
動作周波数 1.6GHz(Intel バースト・テクノロジー対応:最大2.4GHz)
コア/スレッド 4コア/4スレッド
キャッシュメモリ 2MB(2次キャッシュ)
メインメモリ 標準 2GB※2
仕様 LPDDR3-1600”公式サイトより
Wordでの文書作成や簡単なエクセル利用では特に問題なく動いています。
Powerpointをぐりぐり作成するなどするのは、厳しい場面がでそうですね。
Microsoft Office ついてきます
“Microsoft Office Mobileプレインストール(※一部機能制限あり)”となっているので、
確認程度は問題なく可能でした。ただ、文章作成以外の作業については、トラックパッドがないことや、
画面の小ささからくる見づらさ、必ずしもハイパワーとは言えないCPUなどから、あまり得意ではないといえました。
モニター回り
スペック
“液晶ディスプレイ:8型TFTカラー液晶
表面仕様:ノングレア
解像度:1,280×768ドット“公式サイトより
画面の表示は5~6年前の安っぽいノートパソコンなみのディスプレイでちらちらがかなり強いです。もともと10万円のPCとしては正直納得できないレベル、2万円前後での購入であってもやはり納得いかないレベルです。つまりきたない、見づらい。
ただし、この問題は、画面にフィルムを張ることで大きく改善しました。
拡張インターフェイス回り
“外部ディスプレイ出力:HDMI出力端子×1、VGA出力端子×1
USBポート:USB2.0×1
カードスロット:SDメモリーカードスロット×1
オーディオ:ヘッドセット/ヘッドホン端子×1” “公式サイトより
小さいながらHDMIとVGAが両方が使えるので、家やオフィスでは外部モニターの利用、出先でのプレゼンなどいろいろ活躍できそうです。
また、SDメモリーカードは少ないHDの補助としてminiSDカードと出っ張りの少ないアダプターを導入することで出っ張りなくすっきりと設置できています。
キーボードまわり
「スライドアーク キーボード」」という名のキーボード分割収納のおかげで、ボディーサイズより大きなキーボードを利用できることは、ポーターブック最大のメリットといえます。写真のMacbook Pro15インチのキーボードに比べて見劣りしないサイズ感です。
キーボードに特徴のある機種だけに、うち心地は快適!少なくともiPadにBluetoothの外付けキーボードより快適!
ひとつ難点はキーボードの分割位置の関係で、スペースキーが左寄りにレイアウトされいるため、
右手親指でスペースキーを押す方にはやや使いづらいということです。
29Rfも右手親指派でしたが、打ちづらいので自然と左手の人差し指で変換するようになりました。
キーボードにフライトモードボタンがついており、ワンタッチでwifiをoffにできるのが地味に便利でした。
また、g、h、bキーの真ん中にフィンガーマウスというポインターを動かすためのデバイスがついています。ThinkPadの赤いボタンが有名ですがこちらっはボタン自体が物理的に固定されており傾いたりはしません。正直なれるのに数時間ほどかかりましたが、特別使いずらいとも現在は感じないレベルになりました。気になる場合はBluetoothのマウス導入が現実的でしょう。
※このためトラックパッドはついていません。
バッテリー
公称5時間となっていますが、動画などをみるなどすると短くなりそうです。
wifi接続しながら、文章作成中心に利用している限りは4時間程度は持ちました。
付属のACアダプタは小型で、本体の接続はマイクロUSBタイプBです。
なお、タブレット用のモバイルバッテリー(5V/2A)からも充電できるそうなので、
よりバッテリーが必要な場合は購入することでより長い時間利用可能です。
結局買いなのか?
主な利用がネット閲覧や電子書籍閲覧など画面を見ることにが中心になるのであれば、
タブレット(iPadやエクスペリアタブなど)を導入したほうが幸せになれそうです。
あくまで、メインマシンがあり、比較的PC慣れしている方で、
出先でのメール返信や文書作成をスマートフォンより大きな画面で、
しっかりとしたキーボードで対応したいというニッチな需要があるかたや、
実験的な環境に対して2万円払ってもおしくないのであれば、購入してもいいのではないでしょうか。
mobile版ですが、officeの正規品もつきますしね。
ポーターブックのキーボードはやはり打ちやすい!
今までで一番長い文章を書いても対して疲れませんでした。
さあ、あなたも試しに一ついかがでしょうか?
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