こんな「ソリューション営業」は退席せよ!

マーケティング

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先日カッコイイスーツにイタリアものネクタイと鞄の爽やかな営業マンが、僕らのオフィスに飛び込み営業でやってきた。企業の問題を解決してくれるということだったので、面談OKにした。女性たちは、どうぞ、どうぞと、まるで彼氏を待ってたかのような笑顔で会議室へと通し、お茶を準備し始めた。

明るい挨拶、笑顔、うちにもこんな営業マンがいればいいなと正直思いながら、彼の自己紹介とアウトソーシング会社という紹介が始まった。流れるようなスムーズな口調はとても聞きやすく、午後であればアナウンサーでもいけるかなと。。。しばらく聞いてると、彼は「テレビショッピングのカタログ営業マン」に変身した!

「我々にはこのような沢山のサービスがあり、様々なソリューションができます!」「このような業務の場合、品質も良くなり、コストも削減されます!」・・・てな感じで、30分間、個別サービスを延々と説明され、何かあればご連絡くださいと言って帰った。そんなに説明したいんだったら、その会社のURLでもメールくれたら、お互いに有効に伝えたのになあ〜

もしその営業マンが魅力的な話をし、注文を勝ち取りたいのであれば、あのオバマの大統領が選挙で勝ったスピーチや日本のオリンピック誘致の安倍首相のスピーチの展開されたスピーチの手法、「アラン・モンロー式説得法」の、①アテンション(注目)→②ニーズ(必要性)→ ③ソリューション(解決策)→④ビジュアライゼーション(視覚化)→⑤アクション(行動)につながる、こちらがワクワクできる展開であれば、検討できるのになあ。

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でもそもそも、ソリューション営業って仕事は、教えたり、説明したりする仕事ではなく、「現状を尋ね、現状を把握し、課題を突き止め、解決プランを考え、それの論理的な解決ストーリーを考えれる」営業ですよね!その為には、事前の準備で、情報をとり、仮説をたてて必ず営業してほしいです。

そうじゃないソリューション営業マンは、

時間がもったいないので、退場!!

 

 

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