最近読んだ本の話

やってみた

ここ数ヶ月、朝起きた瞬間とか、帰りの電車とか、家でテレビをぼーっと見ているときとか、常に仕事ことばっかり考えてしまっていたので、頭の切り替えが必要だなーと思いはじめ。

とはいえ体を動かすようなものは時間的にも体力的にも辛いなーということで、ここ数日は意識的に本を読む時間をとっていた。

本は数年前から古典と呼ばれるような作品をだらだらと読んでいるんだけど、日本語が苦手だからかイマイチのめり込めないので、もう少しライトで楽しめるものをと考え、叙述トリック系を。

ということで数は少ないけど読んだ本まとめ。

夏休みといえば読書感想文だからね。

 

「葉桜の季節に君を想うということ」


2004年このミステリーがすごい1位など、2004年のあらゆるミステリー賞を総なめにしたらしい本作。(wikipediaより)

テレビでSMAP中居くんが勧めていたとかでも有名らしい。

何を書いてもネタバレしてしまいそうなので何も書けないのだけど、最後の数ページで全ての謎が解けるとともに、自分も騙されていたことに気づく。

騙されっぷりは気持ちよかったけど、結末が個人的にはあまり好きじゃなかった(というか若干生理的にダメだった)ので、読み返して確かめたいという気分にはなれず。

 

「殺戮にいたる病」


事件に関わる3人の登場人物の視点で物語が進行していく。

本の始まりが「エピローグ」で、犯人逮捕の瞬間が描かれているイレギュラーな構成。

犯人がわかった状態で読み進めることになるので、ここからどうやって騙されるんだろう?と終始謎なんだけど、最後はしっかり騙された。

エログロ描写があるので苦手な人は苦手かも。

 

「最後の喫煙者」


これは叙述トリックではないけど、殺戮にいたる病を読んで少し疲れたので息抜きに。

筒井康隆の短編集。

どの話もスッキリした結末ではないので、自分なりに消化しないといけなくて、気分転換には向かなかった…。

 

「アクロイド殺し」


実はまだ読み終わってないんだけど。

アガサクリスティといえば、「そして誰もいなくなった」のイメージが個人的には強かったけど、「オリエント急行殺人事件」などで有名なポアロシリーズの一作がこの本。

読み終わってないので、これ以上書くことがありません。ごめんなさい。

 

次の候補になってるのはこのあたり。

※「すべてがFになる」って叙述トリックなの?ドラマはちょろっと見てたんだけど。

 

しばらくこういう系統を楽しもうと思ってるので、おすすめがあれば教えてください。

ちなみに「向日葵の咲かない夏」「イニシエーション・ラブ」は発売された当時に読んだことがあるけど、あんまり好きな感じじゃなかった。

グロい系の描写はわりと大丈夫なほうだと思います。

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