朝のジョギングをはじめたい人へ、ジョギング初心者のおくるスタートマニュアル

まとめ

朝のジョギングは健康に良いのではじめたい!でも、いざ生活の中に組み込もうと思うと、色々な困難があったり、思い切りがつかなかったりすることが、よくあるもの。

今回は、朝のジョギングをはじめたい人や、はじめたばかりの人が出会いそうな課題について、自分でやってみて実際に効果のあった対処法とあわせて紹介ができればと思います。

課題1 朝のジョギングをはじめたいけれど、時間がとれない

仕事が昼間だと、ジョギングをする時間は朝か夜かに限られますので、朝に走りたい人は多いのではないでしょうか。私も今、朝起きて会社へ行く前に、30分間で3kmぐらい近所の川沿いをジョギングしています。もうだんだんと慣れてきましたが、朝の時間は貴重で、はじめは、その30分を確保することに、とても抵抗がありました。それは、睡眠時間を削らなければならないからです。

なんとか睡眠時間を削らずに時間を捻出しようと思いましたが、結局、新しいことを始めるためには、他のことに費やしている時間をまわすしかありません。

そんな自分に効いたのは、「心の持ちよう」でした。運動にかける30分を、「朝眠くて辛い30分」ではなく、「頭と身体を目覚めさせ、充実した気分で仕事に取り組める効果があり、健康と人生を素晴らしいものに変えてくれる30分」だと思えば、たとえ睡眠時間を削ったとしても、少しも惜しくないと思えるようになりました。まずは、運動のもたらすメリットに関する書籍を読み漁ったり、ブログを見て回ったりすることで、モチベーションを上げてみることをおススメします。

課題2 朝のジョギングをはじめたいけれど、仕事中に疲れるのが心配

慣れないジョギングをはじめることで、日中に眠くなるなど、仕事に支障がでるのではないかと懸念していました。ところが、実際にジョギングを始めてみると、結果はまったく逆でした。

ギリギリまで寝ていて、遅れそうになりながら通勤していたときと比べると、ジョギングをした日は、始業時から冴えた頭で仕事に取り組むことができているような気がします。

また、神経の緊張が和らぐせいか、満員電車でも必要以上にカリカリすることなく、明らかにストレスが減りました。身体的な疲労の蓄積はありますが、精神的なものも合算すると、運動をした日の方が疲れは少なく感じています。

課題3 朝のジョギングをはじめたいけれど、朝起きることができない

朝ジョギングに挑戦する人が、いちばん挫折することが多いのが、この「朝起きることができない」ではないでしょうか。習慣化するまでは本当に辛いですが、いくつか朝起きやすくするテクニックがあります。

  • 朝やることを前日の夜に決めておく
  • そのための準備を夜のうちにしておく
  • 目覚ましを離れたところに置いておく
  • 目覚ましのそばに水を置き、目覚ましを止めるときに飲む

です。翌朝にジョギングをしたいのであれば、「明日は朝、走るぞ!」という気持ちで眠りにつき、ジャージ等もすぐ着替えられるように夜のうちに外にたたんで置いておきます。朝、目覚ましが鳴ったら、とにかく気合で止めに行き、そこに置いてある水を飲んで、その後すぐに着替えれば、なんとか二度寝の誘惑は断ち切れるはずです。1日、2日、と続けていくうちに慣れてきますので、辛いのは最初のうちだけです。

課題4 朝のジョギングをはじめたいけれど、目標が遠い

朝にジョギングをすることで、体調や精神的な充実感はすぐに感じることができますが、最終的な目標を「体重●●kgダウン」などに置いている場合、なかなか結果に到達することができず、途中でモチベーションが途切れてしまうことになりかねません。

そうした場合は、最終的な目標はいったん忘れて、毎日の運動の記録をつけることで、やる気の維持につながります。最近では自動で歩数を記録してくれるスマートフォンアプリがあったりしますので、自分の毎日の運動記録を振り返りつつ、「今日はこれだけ歩いたぞ!」「今週は休まずできた!」など、小さな単位で、自分の行ったことを自画自賛するようにしてみてください。それによって運動をすること自体が楽しくなって習慣化すれば、結果は自然とついてくるはずです。私の場合は、Fitbitというのを使っています。液晶がゴチャゴチャせず、シンプルなデザインなのが気に入っています。

以上、いかがでしたでしょうか。朝のジョギングを数日間でも続けてみると、予想以上に気持ちがよく、毎日が楽しくなります。これからジョギングをはじめようとしている方がいたら、ぜひこれらを参考にしてみてください。

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