Macの「サーバへ接続」はファイルサーバへの接続だけじゃないんです
夏休みも今日で終わり。今回はガッツリMacネタで行きますよ。
Finderから「サーバへ接続」というコマンドがあります。
一般的なのは、他のMacやサーバーの共有フォルダへ接続するのが主な役目ですが、意外な使い方もあるのです。まずは基本から見ていきましょう。
基本的な使い方
Finderでメニューバーから「移動」>「サーバへ接続…」を選びます。
接続したいMac(サーバー)のIPアドレス(または、コンピュータ名.local)と入力して接続をクリックすると
、(パスワード認証後、)まるでMacに接続された外付けドライブのように、共有フォルダが操作できる訳です。
これは、Mac独自のAFP(Apple File Protocol)という通信方法で接続しています。
画像では「afp://」入れなくても、自動的にafp接続だと認識してくれます。
また、当たり前と思うか、こんなことも!?と思うか分かりませんが、
LAN内だけではなくて、外部のインターネット上にあるAFPのサーバにも接続することができます。
以前の職場では印刷会社さんとのやり取りなどで実際に使ってました。
エクストラな使い方
Sambaサーバ(Windows PCなど)に接続
もちろんというか初めての人には意外かもしれませんがWindowsの共有フォルダにも接続できます。
smb:// IPアドレス(または、コンピュータ名.local)
IPアドレスの前に、「smb://」をつけます。windows互換のネットワーク技術を使っているそうです。
他にも機能がありますのでいくつか見てみましょう。
ftpサーバに接続
ftp://IPアドレス(または、コンピュータ名.local)
ftpサーバのディレクトリ内のファイルを参照できます。
読み取り専用なのが残念なところ。
WevDAVサーバに接続
http://IPアドレス(または、コンピュータ名.local)
httpというと、SafariやGoogle ChromeなどのWebブラウザではウェブサイトを開きますが、WebDAVという技術で共有されたフォルダに接続することができます。
ポート番号が80番なのでネットサーフィンできる環境では、接続可能というメリットもあります。
もっとエクストラな使い方
vncで他のコンピュータのデスクトップを見る、操作する
vnc://IPアドレス(または、コンピュータ名.local)
OS X 10.5 Leopardから採用された画面共有.app。許可された別のパソコンのデスクトップを見たり、操作したりできるものです。
画面共有というアプリケーションが起動し、画面共有を許可されているMacもしくはVNCサーバーが起動しているPCに認証、接続して、操作することができます。
ちょっと変わった使い方だと、Safariのアドレスバーにvnc://IPアドレスを入力しても、画面共有が起動し接続できます。
当然ブックマークすれば、いちいち入力する手間も省けます。
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