以前書いたフリーセルの記事に、思ったより検索で来てくれている人がいるようです。
割と勢いで書いた記事だったので、もう少し突っ込んで書くべく、今回はもう少しがっつりと攻略記事を作ってみました。
例によって遅筆で申し訳ないのですが、数カ月に分けて連載していくことになるかと思います。お付き合いいただければ幸いです。
なお、スクリーンキャプチャはおなじみ「Microsoft Solitaire Collection」を使っています。
書いている人(Nuie)
一応、Microsoft Solitaire Collectionではそこそこの回数をこなしています。
実績はPCオンリーのスタークラブ以外は全部オープン済み。
デイリーチャレンジも昨年からはずっと全部クリア済み。
イベントはあまり参加していないです。
0.フリーセルの基本ルール
フリーセルの基本ルールについては、Wikipediaを見ていただくのが早いです。

と言ってしまうと記事が終わってしまうので、自分なりにこちらでもお伝えするなら。
●フリーセルの基本ルール
1.使うトランプは1組、ジョーカーなし
2.最初はトランプは8列に、全てカードの数字とスート(マーク)が見えるように並べていく
3.列とは別に、4つずつ「ホームセル」「フリーセル」と呼ばれるカード置き場を4つずつ作る。
4.以下の移動ルールに従い、52枚全てホームセルに置ければ勝ち。
5.移動ルールについて
5-1.列の一番手前にあるカードについて、そのカードよりも一つ小さい数字で、色が違うカードを別の列の一番手前から持ってきて置くことができる。
※本記事では、5-1のルールに従って奥から順番に置いたカード群を「積みカード」と呼びます。
5-2.最初の列のカードがなくなった場合は、自由にカードを移動できるスペースとして活用できる。
5-3.ホームセルには、ハート・ダイヤ・クローバー・スペードの4種類を、ホームセルに「A→2→3→(中略)→10→J→Q→K」の順番にスート(マーク)別に置くことができる。
5-4.一度ホームセルに置いたカードは列やフリーセルに戻すことはできない。
5-5.フリーセルには、列の一番手前にあるカードを1つだけ置いておくことができる。置いたカードは、5-1~3のルールに従っていつでも列やホームセルに戻すことができる。
6.複数枚数のカードの同時移動について
スマホゲームやPCのフリーセルについて、2枚以上の積みカードを同時に移動するシーンがありますが、ルール上は1枚ずつしか移動できません。
6-1.フリーセルに空きがある場合
6-2.最初の8列のどれか1列が片付き、7列以下になっていた場合
上記の2つのいずれかのみ、疑似的に複数枚の積みカード移動が可能
このルールについては、特に6-2の例は最初は理解が難しいと思いますので、慣れながら覚えることが多いと思います。また後日まとめますね。
●フリーセルと一般的なソリティア(クロンダイク)との違い
トランプゲームにちょっと詳しい人なら「ソリティアに似ている」「クロンダイクに近い」と思うのではないでしょうか。
大多数の人がいわゆる「ソリティア」と認識している「クロンダイク」にルールが非常に似ています。
※フリーセルもソリティア(一人用ゲーム)の一つなのですが、一般的にはやはりWindowsの影響でソリティア=クロンダイクという認識かと思います
ただし、異なる点もいくつかあり、結構重要ですのでその点に注目していきましょう。
フリーセルとクロンダイクの基本ルールの違い
※以下、番号は基本ルールの番号と一致しています
2.フリーセルはトランプは8列に、全てカードの数字とスート(マーク)が見えるように全て並べていく
→クロンダイクは一番手前だけ数字とスート(マーク)が見えるように7列に並べますが、フリーセルは全て見えるように8列に並べます。
また、クロンダイクは左側から1枚の列、2枚の列と階段状に列を作っていき、余ったカードは山札にしますが、フリーセルは列にカードを置ききりますので、山札は発生しません。
3.列とは別に、4つずつ「ホームセル」「フリーセル」と呼ばれるカード置き場を4つずつ作る。
→クロンダイクには、フリーセルは存在しません。
フリーセルとクロンダイクの移動ルールの違い
5-2.最初の列のカードがなくなった場合は、自由にカードを移動できるスペースとして活用できる。
クロンダイクは空いた列にはKしか置けませんが、フリーセルは何でも置けます。
5-4.一度ホームセルに置いたカードは列やフリーセルに戻すことはできない。
クロンダイクは戻せます。フリーセルの場合は戻せないことに後から気づいて詰み、ゲームの最初近くまで戻すことも経験上結構あります。
5-5.フリーセルには、列の一番手前にあるカードを1つだけ置いておくことができる。置いたカードは、5-1~3のルールに従っていつでも列やホームセルに戻すことができる。
クロンダイクにはフリーセルがありません。
6.複数枚数のカードの同時移動について
スマホゲームやPCのフリーセルについて、2枚以上の積みカードを同時に移動するシーンがありますが、ルール上は1枚ずつしか移動できません。
クロンダイクは複数移動可能で、制限もありません。フリーセルの場合は原則1枚ずつの移動となります。ここに気づかずハマるケースが初心者には多いです。
簡単に言うと、クロンダイクと比べたフリーセルは
- 全て数字が見えるので、カード探し的な要素はない代わりに最初の時点で俯瞰して戦略を立てる楽しみがある
- たくさんのカードは一度に移動できない代わりに移動方法が複数あり柔軟な対応ができる
という違いがあり、似てはいますが全く別のゲーム性を持っています。
数字が見えててクリア不可能な問題が少ないため、クリアできなかった場合に自分の実力不足と納得しやすいのは個人的に気に入っています。
そのうえで、次回はクリアするための攻略法を2パターンに分けて考えていきます。
コメント
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