「クラブミュージックを、本場のクラブへ行って爆音で聴いてみたい。でも、周りにクラブへ行くような人があまりいない」、そんな人って結構いるのではないでしょうか。
また、二の足を踏んでしまう原因として、「クラブって危険じゃないの?」とか、「踊ったりとかできないし。。」といった色々な不安もあると思います。
自分も今までそうだったのですが、このたび、意を決して、初めてクラブへ単身突入して来ました!同じような状況の人の助けになればと思い、そのときの体験を書かせて頂きます。
そもそもクラブって一人で行って良いもの?
行ってはダメ、ということはないと思いますが、「一人で行くと、現地で浮いてしまわないかな?」といった不安はあるのではないでしょうか。
ですが、
というようなスレを読んでみると、一人でクラブへ行く通称「ひとクラ」の人も割といるみたいだ、ということがわかり、ひとまずは安心して良いみたいです。
1人で行くのに向いているクラブは?
クラブといっても、箱によってそれぞれ特色があるようです。その中でも、調べてみると、色んなサイトで、渋谷にある「Womb(ウーム)」が、初心者の人におススメ、と書いてあったので、そこにすることにしました。
収容人数が多いので一人でも浮きづらく、また、いわゆる「ナンパ箱」ではなく、純粋に音楽を楽しみに来る人の多い「音箱」寄りのため、一人でも通いやすい、ということのようでした。また、テクノやハウスが多いということで、系統も自分の好みそうです。
初めてのクラブでいきなりオールにも抵抗があるんだけど、、
さて、Wombに行くことは決まりました。次に悩んだのが「いつ行こう?」です。
クラブは大体、深夜にイベントが始まり、翌朝の始発前に終わるのが普通らしいのですが、「試しに来てみたは良いけど、馴染めないし、やっぱ帰ろう」となったときに、帰れなくなると嫌だと思ったのです。
そこで、Wombのサイトで探してみると、日曜日の午後に、22:00で終わるイベントを発見!
これならちょっとお試しには良さそうです。この「EDM Sunday Afternoon」というイベントに、まずは行ってみることにしました。
なお、EDMは「Electric Dance Music」の略で、最近流行っているジャンルらしいですが、何のことやらよくわかりません。電子的なダンスミュージックといったら、全般的にそうなのでは?
1人でクラブに行く服装や持ち物は?
「クラブにどんな服装で行ったらいいんだろう?」これも悩みましたが、普通にTシャツ・デニム・スニーカーで行きました。
短パンはドレスコードに引っかかる可能性がある、という前情報があったので長パンにしたのですが、お店ごとに違うようで、Wombの場合は、短パンの人も普通にいました。
また、女性の場合ですが、ナンパを減らすためには露出の少ない服装を心がけた方が良いとのことです。
持ち物は、混雑でコインロッカーやクロークが使えない場合も考え、また、貴重品も心配だったので、
- 必要な分だけのお金(入場料とドリンク代 + α)
- 免許証(入場の際に身分証明が必要となります)
- PASMO
- iPhone
だけをポケットに入れ、ほとんど手ぶらで行きました。
ポケットを使えない/使いたくない場合はどうしたらいいか?
そんなときは、ランニングする人が使うスパイベルトというのがいいんじゃないかなあ、と思います。
こんなやつです。
ベルトと一体化した小物入れみたいなもので、ちょっとスポーティだけど、目立たず身体にフィットするので安心感がありますね。
もちろん、普段ランニングする時や、手ぶらで出かけたい時にも使えるのでオススメです!
クラブへ行こう!
さて、ようやく日曜日の午後からWombに出かけました。場所は渋谷の円山町。道元坂を上がって行ったところの、ホテル街のど真ん中です。この辺りは他にも何軒かクラブがあるみたいです。
角をいくつか曲がると、入り口が見えてきました。コンクリート打ちっぱなしの無愛想な建物で看板も何も無く、「マンションの裏口?」みたいな感じで、いきなり入りづらかったです。
でもたまたま1人店員さんがいて、「ここ入り口ですか?」と聞くと「どうぞどうぞ」といって、親切でした。Wombの店員さん、全般的にしっかりしていて安心な印象でした。
入り口を入ると、薄暗い通路の奥から、さっそく音が聞こえてきます。受付に着くと「本日はゲストでお越しですか?」と聞かれました。DJなど知り合いのゲストとして来ると、いくらか安くなるようでした。自分はそうでなかったので、通常料金を支払い、免許証を提示して、いざフロアへ!
フロアに突入!さあどうしよう?
螺旋階段を上がり、メインフロアへ入ると「あれ?」という感じ。
音はガンガンにかかっているけれど、人が少ない。DJの真ん前に一列ぐらいの人達がノッていて、ほか数人がバーカウンター付近でまったり。
多分、曜日やイベントによってお客さんの入りがだいぶ違うのでしょう。想像よりは空いていました。
「日曜の午後だし、そんなに人が入っていないんだろうな」ということで、取りあえずハイネケンを頼みました。ドリンクは一杯700円位から。歩き回るときは、スミノフとか、瓶入りのやつが良いらしいです。
それから、自分の居場所を探しました。もしフロアがいっぱいなら、飲み終わってからそこに混ざれそうだけど、今日のような状況で、前の方にだけ固まって盛り上がっている列に飛び込むほど勇気がありませんでした。
幸い、中ほどのスピーカー前あたりが、「ほどほどに音楽を楽しんでいる」人たちの居場所になっていたので、そこの付近に立ってみることにしました。
踊れないけれど大丈夫?
これもちょっと心配していましたが、問題ありませんでした。別に本格的に踊れなくても大丈夫。膝と首でリズムとりながら揺れている位で、全然オーケーでした。
そもそも、踊ってはじけたい人もいれば、音楽を聴きたい人もいるし、そのような空間でお酒を楽しみたい人もいるので、好きなようにしていれば良いみたいです。
一人だけ、踊りまくっているダンサーのような人がいて、その人はかなり目立っていました。
ただ、途中から、同じ動きに飽きてきたのと、両手が手持ち無沙汰になってちょっと困りました。いくつか自分の中でもバリエーションがあると、もっと楽しいかもしれない、と思いました。
変な人はいなかった?
そもそも人数が少なめだったせいもありますが、変わった人はあまり見かけませんでした。欧米の人が女性を肩車した状態で回転して、お店の人に注意されていたくらい。
あとは、大学生の友人同士で来ているような人、自分と同じく「ひとクラ」らしき人、仕事帰りにスーツで来ているような人、など等、いたって普通でした。
まあでもこの辺は、その日のイベント内容によるのかもしれません。
実際、クラブ初心者が1人でも楽しめた?
音楽を楽しんだり、ドリンクをお代わりしたり、お客さんを観察したりしていると結構あっという間に時間が経ちました。
終了の1時間前ほどからは人が増え始め、DJも上手そうな人に交代し、さらに盛り上がってきました。
自分の定位置も段々と前へ移動して、激しくなってきたスモークやレーザービーム、VJ映像に見とれつつ、足元から響くキックの上で揺れていると、夢見心地がしてきました。場内の一体感もあります。「こんな世界があるんだなあ」と感動。
そんな感じで後半はあっという間に過ぎ、フィナーレとなりました。鳴り続けていた音がやみ、ライトが点灯すると、一気に現実世界に引き戻されました。もう少し余韻に浸っていたい感じがしましたが、この日は速やかに帰りました。
結論
以上、はじめてのクラブ体験でしたが、自分なりにとても楽しめました。これで次からはオールナイトも大丈夫そうなので、今度は、自分好みのイベントで、かつ金曜夜とか、土曜夜とか、一番盛り上がりそうな日に行ってみたいなあと思いました。クラブに行ってみたいけどまだ行けていない方も、ぜひトライしてみてください。
コメント
本当はナンパ目的なんじゃねえのぉぉ~~~~w
お前おもろいなW